2ntブログ

◆Oblique-accusation◆

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

マダム・エドワルダ その1



「あたしのぼろきれをみたい?」と彼女は言う
私はテーブルに両手をつき、女の方を振り向いた。彼女は椅子に腰を下ろして、
片方の足を高く持ち上げていた。割れ目をもっと広げるために、両手で皮膚をひっぱったところだった。
するとエドワルダ、毛もくじゃらで、ピンクの、いやらしい蛸のように生命力あふれる「ぼろ切れ」が私をみつめていた。
私は口ごもりながら、ゆっくりと尋ねた
「何でそんなことをするんだ?」
「解っているでしょう、あたしは神なのよ・・・・・・」
「俺は頭がおかしくなったのか・・・・・・」
「とんでもない。見なくっちゃだめ。見るのよ!」
-----------淫売屋の裸体は肉を切り裂く包丁を連想させるからだ。

(バタイユ 「マダム・エドワルダ」)




ものすごく背筋が寒気を起こす。
これが官能小説で売られてたっていうのは凄いな・・・
バタイユが言いたいことが解るようで何も解らないから背筋が読むたびゾクゾクする。
やっぱりエロが好きなんだあ俺は。
エロにたいする考えが屈折すればするほど変態的な絶対な愛になるんじゃないか・・・

そうやってもう考えていると「聖なる神 三部作」を読みたくて仕方が無い。




今度のエロ漫画もこう人の心を掻き毟る様な清々しいほどの気持ち悪さを描いてみたいなあ。
愛は対等ではなくて一方が恥辱にされているならば一方はひどく冷静になってしまう不完全さが気持ち悪くて最高だから、そんな話をかきたい。
  1. 2007/09/13(木) 23:25:14|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://aquaaq.blog.2nt.com/tb.php/8-4d4c5b8e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)